束の間の安心感

2023.07.04

役割が与えられていること

普段生活している中でも、スキーの選手をしている中でも束の間の安心感を感じる時がある。

それを感じるときは『役割があるとき』だと思う。例えばエンジニアをしていると仕事がある状態は安心できる状態。特にフリーの場合は。

スキーだと来年のシーズン前半は『FWTに出場する』ということが決定していること。この『役割』を与えられている間は気分が楽な気がする。

勘違い

FWTに出場が確定しているとそれが終わるまではとりあえず『FWTの選手』ということ。その価値があるスキーヤーだと分かりやすくなる。

そうなると楽だ。勝手に周りが『FWTの現役選手』として扱ってくれるし、それがさらに価値が高まる気がする。

でも実際は『FWTの選手』には期間があり、ずっとそこにいれるわけじゃない。だから束の間だし短期間で余計なプライドだけついてしまうような気もする。

どこまで行っても

どこまで行っても『役割』がある時の安心感は無くならないんじゃないかと思う。特にフリーランスの仕事の人やアスリートの人たち。気になるな〜。

それは同時にどこまで行っても『役割』が与えられていない時は不安や怖さがあるということだと思う。FWTから落ちた選手はその後の大会に出ない人もいた。

だからこそ『役割』に体重が乗っかっていないスキル、実績のある人に憧れる。外側じゃなくて内側に。外側に頼っていると勘違いしてしまいそうでそれが怖い。

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書いた人

勝野天欄

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