流されるところは流される

2022.06.03

『周りに流される』と聞くとあまりポジティブなイメージが浮かばないかもしれない。

キリがない

ヨーロッパ遠征中幸運なことにクルーやチームと行動することが多かった。移動や手続き等が楽になったりと本当に運がよかった。

友達が増えるきっかけにもなる環境で毎日刺激的。楽しくないわけがない。

ただ、そんな環境にいると自分のペースで進むことはなかなかない。大会前日の過ごし方や大会当日の過ごし方なんかも変わってくる。

そこで『いつもやっているから』と自分のスタイルを貫き通しても良いのだけど、得られるメリットは少ない気がする。

やはり一緒に行動している分彼らに合わせた方が楽になったりお互いの距離が縮まることも多い。

メリハリ

じゃあ彼らと共にいる間はずっと彼らのスタイルに合わせなきゃいけないのか?僕はそう思わない。

合わせていく部分が多くなるとは思うが、『ここはこうさせて』というこだわりがある部分はそのままいつも通りやれば良い。

『大会前日に飲まない』と決めているのであれば飲まない。自分はそういうやつと認識してもらえるとそのあとが楽になる。

なので僕が現地でやっていたことはこだわりがない部分やどちらでも良いこと、まあいいかと思えるようなことは彼らのスタイルに流される。そうすることで彼らとの距離が縮まることもある。

逆にこだわりがある部分は彼らに合わせずにいつも通り過ごしていた。

流されるところは流されて、こだわるところはしっかりと。自分のエネルギーをどこに使うかということを意識して過ごしていきたい。