自分のランを振り返りながら次の選手がどんな滑りをするのか見てる。
結果の待ち時間
僕は結果の待ち時間が好きなタイプ。特に大会で滑りが上手く行った時には『この滑りでどのくらいの順位なんだろう』と気になる。
学校のテストもそう。期末テストが終わったあとの時間が好きだったのを覚えてる。
解放感
滑り終えるとスタート前の不安、ストレスみたいなものから解放される感覚がある。
『もう結果に対しては何もできない』『何もしなくて良い』という無力感のようなものの居心地が良いのかもしれない。
解放されるタイミング
実際オーストリアで最終戦に上がるメンバーを決める大会で友達が『2位以上で最終戦に行ける』という成績にあった。
その友達は滑りを終えると2位に入ったが、まだ選手の半分くらいがスタートエリアにいた。
残り半分の選手の滑りを待っている時間は長かったと思う。しかも徐々に周りが『もしかしたら。。。』と期待を寄せて集まってくる。
彼は『あまり考えさせないで、、』と周りに期待しすぎないよう言いながら他の選手の滑りを見ていた。
期待が大きくなるほど落ちた時のダメージが大きくなることをわかっていたんだと思う。
結果的に彼は見事2位入賞で次のステージへ進んだ。
解放されるタイミング
彼を見ると解放感があったのは全ての選手が滑りきった時。僕はゴール直後に解放感があった。
滑りに満足できるのはとても大事だが、結果に対して期待がかかる状態に持っていきたい。