
活躍
スキーヤーには大きく分けて2つの活躍の仕方、言い方を変えるとスポンサーとの関係を維持しながら活動を続ける道があると思う。
大きくは大会とコンテンツ作成に分けられると思う。大会は分かりやすく、地方(草)大会、ナショナルカップ、コンチネンタルカップ、ワールドカップ、世界選手権、オリンピックとだいたいこんな感じ。
一方で、他の競技とは違うのがコンテンツ作成、具体的には映像作成でプロとして活動できること。CMを作る人もいれば、自分のオリジナル映像を作る人もいる。
良い契約
自分が大会に出ている理由の1つには、将来的には映像作成をして活動していきたいというのがある。そのために大会で良い成績を収めていれば良い契約がスポンサーと結べるのでは、ということだ。
自分にとって良い契約とはなんだろうか。映像制作に対する金銭的なサポート、また外の世界に繋げてもらうこと。外の世界というのは主に欧米での人との繋がりを増やすこと。
その意味で言うと今年は映像制作に対するサポートを貰えた。ここからはその映像をプロデュースするという形でヨーロッパやカナダ、アメリカでの繋がりが出来るのかなとも思う。
大会の副作用
逆に大会で副作用的に得てしまうものもあると思う。それはプライドだと思う。無意識に自分はここまで行った、という感覚が周りにも伝わる気がする。
例えば、日本国内の大会で表彰台に上がれないのと、FWTで表彰台に上がれないのでは痛みのレベルが全く違う。前者は痛い。こういった怖さを持ってしまう。負けられない、と言ったやつに近い。
シリーズ戦から脱落して1つ確実なのは、時間ができた。再挑戦するのか、新しい挑戦をするのか、色々な選択肢が見える。大会で見えなくなっていた時間も悪くはないと思う。